迎春準備 門松づくり最盛期

update 2014/12/24 10:16


 函館市石川町の桔梗造園(山本久明社長)では、正月に華を添える門松づくりがピークを迎えている。今年は25組を制作。作業場には出番を待ちわびる門松がずらりと並ぶ。

 12月上旬頃から常連を中心に注文が入り、7人の職人が縄を巻いた土台のたるの中に砂と竹を入れ、松の葉や枝、造花の梅などをあしらい制作。1斗たる(1・2b)、2斗たる(1・6b)、4斗たる(1・9b)と使うたるによって高さが異なるほか、竹の上部を切らない種類の門松もある。価格は1組約4万円〜10万円。出荷のピークは26日で、函館市内・近郊の店舗やホテルなどに彩りを届けるという。

 職人5年目の秋葉栄一郎さん(27)は「良い正月となるよう願いを込めて制作している」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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