空の玄関でアイヌ文化紹介 函館空港にコーナー設置
update 2014/10/11 10:17
函館空港「アイヌ工芸資料展示コーナー」のオープニングセレモニーが10日、同空港ギャラリーで開かれた。独特な模様が特徴的な木綿衣や壁掛けなど16点を展示。道南の空の玄関口としてアイヌ民族の文化などを発信していく。
アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌、中村睦男理事長)のイランカラプテ(こんにちは)キャンペーン事業の一環。アイヌ文化に関心、興味を持ってもらおうと取り組み、資料展示は新千歳空港、釧路空港に次いで3番目となる。
函館空港ギャラリーでは昨年、NPO法人道南マウコピリカの会(加藤敬人理事長)の主催で作品展を開催。今回は同機構が所有する資料が加わり、リニューアルオープンした。衣装や木彫り、船の模型などが展示されている。
セレモニーには函館市職員や函館空港関係者らが出席。アイヌ民族の伝統的な踊りが披露された。同機構の西田俊夫専務理事は「全国、全道各地へアイヌ文化に対する理解が深まることを期待したい」と話していた。
今後は数カ月ごとに展示内容を変えるという。
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