ホテル入川 30日で閉館
update 2014/10/11 10:16
湯の川温泉の老舗宿泊施設、ホテル入川(佐藤孝一社長)が、売り上げの落ち込みが続いたことなどから、30日いっぱいで閉館することが分かった。
同ホテルは1962年創業。和室を中心に客室が55室あり、300人収容することができる。百年以上の歴史を持つ「割烹入川」の流れをくみ、地元市民からも親しまれてきた。
同ホテルの関係者によると、修学旅行生などの宿泊数が年々減少し、売り上げの低迷が続いたことから閉館に至ったという。従業員22人は今月末で全員解雇となる。
閉館の話を聞いた湯の川地区の関係者は「正直びっくりした。源泉を持つホテルだしショックを受けている」と驚きを隠せないようだった。
湯の川温泉旅館協同組合に加盟するホテルや旅館は15年前には29あったが、現在は同ホテルも含めて17施設にまで減少している。なお、同ホテルの宿泊は28日まで受け付ける。
提供 - 函館新聞社
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