プラザホテルが改修に着手

update 2014/8/14 10:16


 函館市内を中心に全国各地でホテルを経営するホテルテトラ(函館市梁川町、三浦孝司社長)が、JR函館駅前のビジネスホテル「函館プラザホテル」(若松町)の改修に着手した。2016年3月の北海道新幹線開業による利用客増加を見込んだ大規模改修で、今年12月のオープンを目指す。

 同ホテルは1999年に同社が取得。7階建てで客室数は96室。冬季休業を終えて4月から営業を再開する予定だったが、配管の老朽化などが見つかったことから、営業を休止。建て替えも含めて検討したが、現在の建物を生かして改修することを決めた。

 7日に着工し、11月末の完成を目指す。名称は「ホテルテトラ函館駅前」に変える予定で、12月にオープンさせる。部屋数などは変わらず、ユニットバスなど客室設備を一新。ほかに電気関係、ボイラー、配管なども更新する。

 改修費用は1億2000万円から2億円ほどを見込み、工事はそれぞれ地元業者に発注した。三浦社長は「地域経済の活性化にもつなげたい」と期待する。

 また、隣接する土地では旭川市の不動産会社ハスコムが自走式の立体駐車場の建設を計画している。詳細は未定だが、現在は更地の駐車場になっている用地2000平方bに建設を検討。同社は「ホテルの客や買い物客の利用を見込んでいる」とする。

提供 - 函館新聞社


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