経験生かし中国語教室、帰国した菊池さん

update 2014/8/13 11:10


 函館市青柳町の菊池園子さん(33)がこのほど、函館市地域交流まちづくりセンターで中国語教室を始めた。中国の大学への留学と現地で働いた経験を生かし、函館で中国語の普及を目指す。菊池さんは「日中関係はぎくしゃくしているが、中国には良いところもたくさんある。言葉を勉強する中で感情を和らげるきっかけにしてほしい」と話している。

 菊池さんは函館の高校を卒業後、北京の大学に4年間留学。日本に戻り、大学院に進んだ後、青島の日本総領事館で勤務した経歴を持つ。中国滞在は通算7年に及び、その間、会話力を磨き、今年3月末に帰国。函館の観光振興、地域活性化に役立ちたいという思いから先月、「はこだて活性ラボ」という組織を立ち上げた。

 中国語教室も活動のひとつ。「函館は台湾からの観光客が増えており、もてなしとして中国語会話は重要になっている」(菊池さん)。教室名は「感覚で味わう中国語茶論『花房子(はなぼうし)』」で、文法よりも会話重視で授業を進めることが特徴という。

 中国語教室のほか、今後もさまざまな活動を展開する計画。菊池さんは「函館の観光力アップや地域を盛り上げるためにできることから始めたい」と力を込める。

 レッスンは曜日で時間が異なるが、1回90分でチケット制(5回分5400円)。先着10人に500円で体験レッスンを行う。ほかに企業向けの出張教室もある。問い合わせはメール(hako_labo_labo@yahoo.co.jp)で。

提供 - 函館新聞社

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