五稜郭ガーデン来春開業、建設費上昇で計画ずれ込む

update 2014/5/24 10:11


 まちづくり五稜郭(函館市本町、青田基社長)が本町に建設する複合飲食施設「五稜郭ガーデン」の開業時期が、当初計画の今年秋ごろからずれ込み、来年春になる見通しとなった。建設コストの上昇を受けて計画を手直ししたため。コンセプトは変えず、年内の完成を目指すという。7月には出店する事業者の公募を開始したい考えだ。

 本町9の建設場所は現在、コインパーキングとして利用されている。行啓通沿いの大型カラオケ店の裏手で、面積は1100平方メートル。市民をメーンターゲットとし、本町・五稜郭地区のにぎわい創出を図る狙い。総事業費は1億9000万円で、国の補助金を活用する計画。

 飲食店24店とサテライトスタジオなどコミュニティー機能を持つ2店の構成。一部2階建てで、施設全体を覆う大きな屋根が特徴。中央にはミニ広場も設置する。当初の計画では秋ごろのオープンを目指していたが、建設費が高騰したことから、設計やデザインを見直してコスト圧縮を図った。また、寒い時期の開業よりも春の方が集客が見込めると判断した。

 欧風料理をメーンとした多国籍グルメコートがコンセプトで、昼と夜の2部で営業する。青田社長は「初めて事業に挑むチャレンジ出店を10店ほどにしたい」とし、7月に公募を開始する予定。エントリー後に事業計画を審査し、出店者を決定する。

 青田社長は「五稜郭ガーデンをきっかけとして本町・五稜郭地区を訪れる人の総数を増やしたい。既存の店への誘客にもつなげ、相乗効果を生み出していく」としている。

提供 - 函館新聞社


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