登山道開通 春の函館山に続々
update 2014/4/12 10:13
冬季通行止めとなっていた函館山登山道(道道立待岬函館停車場線)が11日午前11時に開通した。登山ゲートが開くのを待ち望んでいたドライバーたちは、一斉に走り出し、春の函館山をいち早く満喫した。
12台が車列を作り、開通を待ちわびる中、青柳町会が「無事に帰る」という思いを込めた手作りのカエルのお守りをドライバーに配布。山火事が懸念される時期であることから、元町婦人防火クラブ(江頭久栄会長)が、火の取り扱いの注意を呼びかけながら、パンジーの鉢植えなどを手渡した。江頭会長(75)は「魅力あふれる自然をドライバーの皆さんにも大切にしてもらいたい。防火を意識し、ドライブを楽しんでほしい」と話していた。
例年1番乗りで登山道開通を待っているという、北斗市の会社員、山本博幸さん(43)は「昨年は雪まみれだったが、今年はどんな景色が広がっているか楽しみ。毎年いただくお守りもうれしい」と笑顔を見せ、札幌から旅行で函館を訪れた岡田昭江さん(43)は「開通がきょうだと偶然知り、せっかくなので来てみました」と話していた。
同登山道は13日まで、夜間凍結の恐れがあるため午後5時〜午前9時を通行止めとするほか、25日から10月15日までの間、混雑防止のため午後5時〜同10時が通行禁止となる。
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