来月14、15日に函館港で花火大会 冬の観光盛り上げ 国際ホテル

update 2014/1/22 10:06


 冬場の函館観光を盛り上げようと、函館国際ホテル(大手町5、柴田陽子社長)は2月14、15の両日、函館港で初めて冬の花火大会「函館冬花火2014」を開く。2日間で約5000発を打ち上げる予定。来年以降も継続する考えで「周辺のホテルなどと協力し、冬場の観光の目玉イベントにしたい」としている。

 函館で冬のイベントは、12月の「はこだてクリスマスファンタジー」終了後に大きなものはなく、1〜3月は観光客の入り込みが落ち込む時期。花火大会の開催で観光を盛り上げ、集客につなげることが狙い。

 函館港豊川ふ頭の岸壁から約150b離れた海上に台船を浮かべ、両日とも約2000発以上の花火を打ち上げる。時間は午後7時から約30分間を予定。両日とも特製豚汁やホットドリンク、スープなどを販売し、体を温めながら観覧してもらう。

 同ホテル西館の海に面した高層階の予約も好調。同ホテルは「オフシーズンなので価格は安くなっている。花火を見ながらリゾート気分で宿泊を楽しんでもらいたい」とPRする。今年は同ホテルの主催だが、来年以降は周辺のホテルや民間企業の協力を得てロングラン花火大会にしたい意向。「冬の観光の起爆剤にしたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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