筆に思い込め 松前で児童ら書初め
update 2014/1/11 10:39
【松前】「第10回金子鴎亭記念松前町児童生徒書初め席書大会」が10日、松前町民体育館で開かれた。町内の小中高生ら約165人が参加。今回は10回目の節目とあり参加対象を大人まで広げ、多くの町民が日本古来の伝統「書」に触れた。
町出身の書家で近代詩文書の父と呼ばれる金子鴎亭氏(1906〜2001年)の業績を思い、書の町としても活動する郷土「松前」に親しみを持ってもらおうと、「文化の香り漂う書のまちづくり推進協議会」(木村清韶会長)が主催している。
小中高、大人とそれぞれの部で「生」や「城下通り」、「山車行列(行書)」、古典の臨書などの課題語句が与えられ、参加者は精神を筆に集中させ作品をしたためていた。審査では各部から、特選、金賞、銀賞、銅賞が贈られ、特選受賞者の中から金子鴎亭賞など5部門の賞が決まった。
各賞受賞者は次の通り。(敬称略)
▽金子鴎亭賞=吉田朱伽(松前中2年)▽教育長賞=川原里帆(松城小6年)▽協議会会長賞=小野寺快翔(同3年)▽町長賞=東館幸那(松前高2年)▽審査委員長賞=鍋谷双葉(同2年)
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