寒中みそぎ 13日開幕 はこだて和牛フェアも

update 2014/1/9 10:27


 【木古内】1831(天保2)年から続く伝統神事「第184回寒中みそぎ祭り」が13日から3日間の日程で行われる。今回は例年のプログラムに加え、新たに「みそぎガイドウォーキング」も実施され、冬の祭りを盛り上げる。

 初日は午後6時から佐女川神社(野村広章宮司)で行われる「参籠(さんろう)報告祭」で幕開け。4人の若手行修者が神社で3日間の厳しい鍛練に励む。

 14日は午後5時ごろから、かがり火とみそぎキャンドルが点灯され、「みそぎ行列」が同5時半ごろにみそぎ公園から佐女川神社を目指し出発する。同神社ではみそぎ太鼓の演奏などもあり、同7時ごろからは行修者の水ごりも行われる。

 最終日の15日にはみそぎ浜で行修者がご神体を抱え、海に飛び込む祭りのメーン「海中みそぎ」(午前11時50分ごろ)が行われる。正午すぎにはみそぎ公園で「はこだて和牛魅力フェア」が開かれ、ステージイベントや抽選会、物産フェアなどが催される。

 また、15日午前9時半からは「みそぎガイドウォーキング」を実施する。みそぎガイドが祭りの魅力や楽しみ方などを説明しながら、行修者がたどる道のりを歩く。定員は30人、事前予約(10日まで)が必要で木古内駅舎内に集合する。祭りや同ウォークに関する予約・問い合わせなどは町観光協会(TEL01392・2・2046)へ。

提供 - 函館新聞社

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