WAKO 新ビルのデザイン完成

update 2013/12/28 10:05


 函館市中心市街地活性化基本計画の中核事業として建て替えが行われるWAKOビルの外観デザインが完成した。市の施設や商業施設が入居する低層階には大きさの異なる窓や、4階までのガラス張りの開放的な空間を設置。視覚から楽しさが伝わる魅力あるデザインとなった。

 全体事業は「NAアーバンデベロップメント」(布村隆二社長)が実施主体。新ビルは地下1階、地上16階建てで、5階以上が80戸程度のマンション、4階以下に市の施設、商業施設などが入居する。

 デザインは、マンション事業を担う「フージャースコーポレーション」(東京)が道内初進出の物件として話題性や魅力のあるビルにしたいと、「光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所」(東京)に依頼。大阪で建設中の「あべのハルカス」や、羽田空港国際線旅客ターミナルビルなどを手がけた実績がある。

 商業施設が入る1、2階部分には開放的な大きな窓が設けられ、吹き抜けの空間、赤い壁面などが印象的なデザインとなった。同事務所広報は「これまでの古い印象を変えて函館の街並みにもなじむものをとの思いを受けて参画した。にぎわいを生み、函館市民に受け入れられる建物になってほしい」とする。

 布村社長は「他にはないデザインで、駅から見て行ってみようという興味を引く外観。面白さを発信するビルとしていきたい」と話している。現ビルは来年1月から10月上旬にかけて解体工事が行われ、その後に新ビルを着工。北海道新幹線が開業する2016年3月に低層階の施設部分を開業、同年秋にマンション部分の供用開始を目指している。

提供 - 函館新聞社


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