サブちゃん最後の紅白 知内で見よう…31日にパブリックビューイング

update 2013/12/25 09:56


 【知内】今年限りでNHK紅白歌合戦を勇退する町出身の演歌歌手、北島三郎さん(77)の歴代最多出場50回の節目を祝おうと、町などは町民が一堂に会して視聴する「パブリックビューイング」を31日午後10時から、町中央公民館で行う。日本人の心を歌い続け愛されてきた“サブちゃん”。最後の紅白は古里の大応援団が結集し、熱唱を見守る。

 北島さんは1963年に「ギター仁義」で初出場し、これまで大トリを10回務めた。今月5日に都内で開かれた会見で、「50回を一つの区切りに、紅白に対して一本の線を引こうと思った」と話し、紅白引退を表明していた。

 夏の一大イベントサマーカーニバルin知内には、これまで22回出演し会場を盛り上げてきた。紅白引退の決定後、関係者は「感謝の気持ちを表し、これまでの偉業をたたえる催しを」と構想。町と同イベントの実行委が共催で最後の紅白の観賞会を企画した。

 その名も「祝サブちゃん紅白出場50回カウントダウンビューイング」。会場には200インチの巨大スクリーンを設置。そのほか、ジャンボサブちゃんやねぶたなども飾って雰囲気を華やかするほか、振る舞い酒や年越しそばも用意するという。

 歌唱曲は「まつり」に決定。そろそろ曲順発表も近くなり、有終にふさわしい豪華で迫力あるステージが期待されている。町産業振興課の野戸早苗係長は「多くの皆さんと紅白の感動を共有して新しい年を迎えたい。ぜひ来場を」と呼び掛けている。入場は無料。詳しくは町商工会(TEL01392・5・5340)、又は町役場(01392・5・6161)へ。

提供 - 函館新聞社


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