若者の感性楽しんで…16日から函館で全道高等学校写真展

update 2013/10/6 10:09


 第37回全道高等学校写真展・研究大会(道高文連主催)が16〜18日の3日間、市民会館で開かれる。16、17日の両日は同所で一般公開の写真展が開かれることになっており、主幹当番校を務める函館中部高校の荻津賢教諭は「若者の感性を見に来ていただけたらうれしい」としている。

 函館での開催は10年ぶり。全道11支部の112校から計365点が出品され、400人以上の高校生が参加する。道南支部からは遺愛女子高や七飯など9校の35点を出品する。9月の道南支部地区大会と併催された写真展には2日間で300人近くが観覧に訪れたといい、若者が撮影した作品に対する写真愛好家たちの関心も高い。

 16日は開会式の後、撮影会を実施。全道から集まった高校生が市内に飛び出し、限られた時間の中で被写体を見つけ、撮影する。17日は市民会館で支部ごとに出品された作品の講評を行い、午後からは写真家の野呂希一氏による講演会「写真で語る」を開催する。

 最終日は初日の撮影会で撮った作品の講評会を開き、写真についての理解を深める(講評、講演会は一般非公開)。

 一般公開の写真展は16、17日。両日とも午前10時から午後4時までで、入場無料。荻津教諭は「人間臭さや純粋さ、おもしろさなど若者ならではの独特な発想を見てほしい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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