南極と北極の自然環境学ぶ 附属小
update 2013/10/1 10:22
道教育大附属函館小学校(根本直樹校長、児童444人)で9月30日、外部講師による授業「北極・南極ってどんなところ」が開かれた。3〜6年生が南極・北極の氷やペンギンの羽の標本を観察したりして、極地の自然環境について学んだ。
講師は南極観測隊員、国立極地研究所の飯田高大さんと、昨年教員南極派遣プログラムに参加した潤徳女子高校の小俣紋さん。5、6年生の授業で2人は南極と北極の違い、昭和基地での生活や周辺で見られる生物を写真やビデオで児童に説明。「南極のクリオネは黒く、ペンギンの足の裏は黒いんだよ」と紹介すると、児童は熱心にスクリーンに見入っていた。
その後は北極・南極の氷、オキアミやヒモムシなどを観察。児童は交代で氷を触ったり、耳を近づけたりして遠い南極・北極の世界に思いをはせた。
また「南極で食べ物が尽きたらどうするの」など児童の質問に対して、飯田さんは「50年くらい前はアザラシを食べていたが、今は2年分の非常食を備蓄している。火事で燃えないように、食糧は分散して蓄えているんだよ」と笑顔で答えていた。
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