道洋菓子作品コンで木村、繁田、舘山さん入賞
update 2013/6/21 10:10
2013北海道洋菓子作品コンテスト(道洋菓子協会主催、9〜10日・札幌)で、函館短大付設調理製菓専門学校(野又淳司校長)製菓衛生師科の木村さつきさん(21)と繁田冬舞紀(ふぶき)さん(18)が銅賞、舘山晴佳さん(19)が小樽洋菓子協会会長賞を獲得した。銅賞以上の受賞は同校初の快挙で、喜びもひとしおだ。
学生対象の「ジュニア・マジパン部門」で、全148作品が出品。マジパン(アーモンドと砂糖を混ぜてペースト状にしたもの)を使って直径23a、高さ15a以内の作品の出来栄えを競う。
同校は1年制のため、入学して間もなく校内選抜で出場者を決め、製作期間は1カ月。3人は短時間でデザインを考案し、練習に打ち込んだ。完成した作品を持ち込んで審査を受けた。
作品テーマは木村さんが冒険、繁田さんが函館、舘山さんがサーカス。木村さんは「限られた時間でぎりぎりまで練習したので、その成果が形になって良かった」、繁田さんは「入賞できるとは思っていなかったので、うれしい」、舘山さんは「就職面接やアルバイトと重なって十分な手をかけられず、賞をもらって光栄」と笑顔を見せる。
同校の小川一彦製菓技術研究室長によると、木村さんは全体のバランスやストーリー性に優れ、繁田さんは細かい丁寧な作業が目を引き、舘山さんはマジパンの特性が良く出ているといい、「それぞれに違った良さがある」と目を細める。
コンテストでは会長賞1点、金賞1点、銀賞5点、銅賞23点のほか、ブロック会長賞7点が選ばれた。
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