過去最大の巨大船「サン・プリンセス」初寄港…函館港

update 2013/6/21 10:09


 米国のプリンセス・クルーズ社が運航する豪華客船「サン・プリンセス」(バミューダ、7万7441トン)が20日、函館港に初寄港した。港町ふ頭には函館に入港実績のある客船で過去最大を誇る巨大な船体を眺めようと、多くの市民が訪れた。同船は同日午後11時まで滞在し、乗客は函館山からの夜景をはじめ、初夏の道南を楽しんだ。

 同船は1995年に就航。全長261メートル、全高56メートル、全幅32b。船内は14階層あり、客室は全1011室。今回は、14日に横浜港を出港し、釧路やロシア・コルサコフ、小樽を経由して函館に寄港し、午前8時の接岸時には函館遺愛高校の生徒らがいか踊りで出迎えた。

 歓迎式には、工藤寿樹市長、松尾正寿市議会議長、渡邉兼一函館国際観光コンベンション協会長ら市の関係者が出席。工藤市長は「船名の通り輝く太陽のような勇姿が、函館港にマッチしている。市民も楽しみにしていた」とあいさつ。初寄港記念のプレートなどが同船に贈られた。アンドリュー・フルード船長は「歴史が深く魅力あふれる函館を訪れたいと思っていた。新鮮な海産物のレストランがあると聞いている。乗組員も楽しみたい」と応えた。

 友人夫妻ら6人で乗船している横浜市の八頭司健雄さん(78)は「船旅は楽しく、何度も客船に乗っている。行く先々の港で歓迎を受けるが、今日は高校生たちの熱心な姿がよかった」と市内観光に向かった。

 同日夜、青森港に向けて出港した同船は7月20日にも函館に寄港する。

提供 - 函館新聞社


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