6小学校を3校に統合へ、上ノ国町教委が再編案
update 2013/2/20 11:12
【上ノ国】児童数の減少を見込み上ノ国町教委は、2015年4月にも町内の6小学校を3校に統合する適正配置計画案をまとめた。対象地区と議会側に説明の場がもたれ、町教委によると目立った反対意見はなく、本年度内にも成案になる見通し。また、具体的な時期は決まっていないが、いずれは町内の小学校を1校に統合したい考え。
同計画案によると、湯ノ岱小(現在の全校児童6人)が河北小(同35人)へ、早川小(同6人)と小砂子小(本年度から休校)が滝沢小(同32人)に統合する。その後、河北と滝沢の両小が上ノ国小(同186人)に統合される見通しだ。
統廃合に対し、町教委は教育環境の充実の維持を主要課題に掲げ、「閉校後の学校施設の活用方法も含め、地域と十分協議し、その意向を尊重しながら進めたい」とする。2019年度までの在籍児童数・学級数の推計では、いずれも減少傾向で全校児童数が2、3人となるところも。
町教委は、昨年末から閉校対象地区の保護者と一般住民に計画案の理解を求め、議員協議会でも説明をしている。「おおむね賛同を得られている」(町教委)とし、2月中に再度、保護者と意見を交わし計画案を詰めるという。
工藤昇町長は「子どもの将来を考え、いかに教育環境を充実させるかが行政の使命であり、計画案への理解を求めたい」としている。
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