キリスト生誕、荘厳に祝う

update 2012/12/26 10:01


 クリスマスイブの24日、函館市内の教会ではクリスマスの礼拝が行われた。元町3の函館ハリストス正教会(ニコライ・ドミートリエフ司祭)では、一般市民を対象とした「市民クリスマス」が開かれ、参加者は聖歌や祈祷(きとう)文などを聞き、キリスト(ハリストス)の生誕を祝った。

 同正教会では毎年、聖夜の祈祷を多くの人と分かち合おうと、信徒でない一般市民にも聖堂を開放し、市民クリスマスを開いている。この日は約50人が参加。白と緑のロシア風ビザンチン様式の聖堂では、ろうそくの炎が荘厳な雰囲気を醸し出し、同正教会の聖歌隊が雰囲気あふれる聖歌を響かせた。

 ニコライ司祭は参加者に「歴史ある函館の正教会で、市民クリスマスを開けたことに喜んでいる。ぜひ今日のお祈りを思い起こし、自分の正しく歩むべき道を進んでください。そして自分の心を開いてほしい。そうすれば、勇気や力が授かり、不可能が可能になる」などと話した。

 約1時間で終了。最後にロシアから送られた、ウラジミールの生神女(しょうしんじょ)が描かれたイコンが、ニコライ司祭から参加者にプレゼントされた。札幌から訪れた主婦、相川めぐみさん(51)は「聖歌の響きがすてきで、耳から離れない。この感激を胸に、頑張っていきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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