亀田川にサケ遡上
update 2012/10/18 09:45
函館市内を流れる亀田川で17日、サケの遡上(そじょう)が確認された。函館市梁川町の鍛治橋付近で、同日正午過ぎ、ペアになったサケが水しぶきを上げながら河床を掘る産卵行動がみられ、通りがかった市民も足を止めて物珍しそうに眺めていた。
1995年から同川流域の環境美化活動を続ける市民団体「亀田川をきれいにする市民の会」前代表の石井満さんによると、99年ごろからサケの遡上が確認されているという。ただ、石井さんは「亀田川で孵化(ふか)したサケが回帰したのではなく、おそらく迷いザケではないか」とする。
通勤途中にサケの姿を確認した大妻高校講師の時田隆さん(63)は「かつて、亀田川の汚染を調査したことがあったが、サケが遡上するとは知らず、うれしい大発見でした。寒くなる時期まで遡上が続くというので、これからも川が大事にされていけばいいですね」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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