箱館奉行所入館者数50万人達成
update 2012/5/21 11:51
2010年7月に国の特別史跡・五稜郭跡に復元オープンした箱館奉行所の入館者数が20日、50万人に達した。開館から1年10カ月での到達で、当初予定より半年ほど早い達成となった。50万人目となった札幌市中央区の主婦、薬師寺美穂さん(36)に認定証などが贈られた。
入館者数は、初年度は目標の14万7000人を大幅に超える約22万9500人を記録し、開館1年で33万人に達した。2年目も好調を持続し、8〜10月は3カ月間で約10万人が来館。冬期間はやや落ち込んだものの、ゴールデンウイークには約1万5000人が訪れた。
節目の50万人目となった薬師寺さんは、家族4人で午前11時10分ごろに来館。入り口でスタッフに呼び止められると、函館市教委の山本真也教育長から記念として認定証と花束、奉行所と五稜郭の画像を収録したデジタルフォトフレームが贈られた。
薬師寺さんは「(箱館五稜郭祭の)土方歳三コンテスト(19日開催)を見に来たが、日にちを間違えてしまった。でも結果的に50万人目になれてラッキーだった。認定証は家に飾りたい」とうれしそうに話していた。
市教委は「五稜郭は再来年に築城150年を迎える。今後も多くの人に来てもらえるよう様々な取り組みを行い、オール函館で魅力を伝えていきたい」と話している。
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