復興「生すし」人気 自由市場で東北支援イベント
update 2012/3/9 13:04
はこだて自由市場(新川町1)で8日、震災復興イベント「東北をもっと元気に!」が開かれた。特売品やすしを買い求める大勢の市民や観光客らでにぎわった。
2000人近い震災孤児がいることを知った同市場の前直幸理事長が、被災地の子どもたちのために何かしようと仲間に呼びかけ、義援金を募るイベントを企画した。
鮮魚店や八百屋が軒を連ねる会場では、市内のすし職人がにぎる、生本マグロや生ウニなど5貫を詰めた300食限定の「生すし特別パック」(500円)を販売。開店直後からすし売り場前に行列ができ、15分で完売したため、急きょ100食を追加した。そのほか、100円以上の募金者に無料でかに汁が振る舞われ、来場者は「おいしくて体が温まる」と味わっていた。
すし販売の収益全額と募金全額が義援金に充てられる予定で、前理事長は「大勢の来客でとても感謝している。震災孤児が少しでも元気になれば」と話していた。
市内の松田知美さん(48)は「安くて鮮度のいいすしが買えて、被災者のためになるので、素晴らしいイベントだと思う」と笑顔だった。
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