ようこそ道南へ 「ふくしまキッズ」230人が笑顔で到着

update 2011/7/26 14:06


 七飯町東大沼の大沼ふるさとの森自然学校で26日に開校する「ふくしまキッズ夏季林間学校」に参加する福島県内の子どもたちが25日、続々と道南入りした。JR函館駅ホームでは、JR函館支社社員が「ようこそ北海道へ」と書かれた横断幕で、到着を歓迎。長旅の疲れも見せず、子どもたちの元気な笑顔がはじけた。

 放射能汚染の懸念が広がる福島県内の子どもたちに雄大な自然の中で伸び伸びと過ごしてもらう最大5週間のプログラム。この日、道南入りしたのは、子どもたち182人をはじめ、スタッフや保護者ら約230人が3班に分かれて函館駅に到着した。

 初日宿泊先の道立森青少年自然の家「ネイパル森」で、進士徹実行委員長は「北海道でいっぱい背伸びをして、深呼吸をして下さい。思い切り外で遊んでいっぱい友達を作って下さい」と子どもたちを歓迎。26日以降のスケジュールなどを説明した。

 同県郡山市から参加した小学6年生の生天目勇人君(12)は2週間、滞在する予定で「北海道に来るのは初めて。暑さは福島と同じくらい。いろんな体験をするのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

 子どもたちは26日以降は、大沼プリンスホテルのコテージに滞在。大沼ふるさとの森自然学校で開校式が行われ、期間中、駒ケ岳登山やさまざまな体験活動などをして過ごす。 

提供 - 函館新聞社


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