箱館五稜郭祭 迫力の維新行列

update 2011/5/23 10:03


第42回箱館五稜郭祭(同協賛会主催)は最終日の22日、音楽パレードやメーンイベントの「維新行列」が行われた。函館市本町の行啓通では、榎本武揚軍と明治新政府軍が入り乱れての白兵戦を再現。沿道に詰め掛けた見物客は迫力のある戦闘シーンに見入っていた。

 午後1時に、地元の中学・高校などのブラスバンドチームによる音楽パレードが千代台公園を出発。陣羽織や軍服に身を包んだ両軍兵士約500人による維新行列が、中島町廉売通から電車通に沿って歩を進め、榎本軍の開陽丸などの模型には工藤寿樹函館市長らが乗り込み、沿道の市民らに手を振った。

 行啓通に到着した両軍は、大砲のごう音を響かせたのを合図に白兵戦を開始。刀を振りかざしながら繰り広げられる演技は迫力満点。新選組副長の土方歳三が最期を迎えたシーンでは、ひときわ大きな拍手が起こっていた。

 その後、五稜郭公園に移動し、榎本軍が降伏し、五稜郭を官軍に引き渡す模様を再現する「開城セレモニー」を実施。榎本武揚が黒田清隆に「海律全書」を渡すシーンに続き、祝砲が打ち鳴らされた。最後に歌謡ショーやもちまきが行われ、2日間の日程を終えて閉幕した。

提供 - 函館新聞社


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