若い力で被災者支援を 函大生が募金活動

update 2011/3/28 11:54


 東日本大震災の被災者支援で募金活動が活発化する中、函館大学(溝田春夫学長)の学生も市内各所で奉仕活動に励んでいる。27日は約60人が函館昭和タウンプラザ(昭和1)など3カ所で活動。道行く市民が寄せる善意に「遠く離れた若い力でも被災者の役に立つことはある」とやりがいを感じている。

 同大では、ボランティア活動をするローターアクト部の学生が中心となり、地震発生の数日後から計画。「今自分たちにできるのは義援金を現地へ送ること」と学生同士で協議を進め、手製の募金箱やポスターなどを用意。これまで19、20、26日の計3回街頭に立ち、日本赤十字社に送る約60万円を集めてきた。

 27日は午前9時から昭和タウンプラザのほか、スーパーアークス港町店(港町1)、同戸倉店(戸倉町263)で実施。同プラザでは、教職員も交えた約20人が「ご協力お願いします」と大声で呼び掛けた。子どもからお年寄りまで大勢が募金に協力。この日は5時間で計81万1484円集まった。

 ローターアクト部地区代表補佐の竹田香里さん(20)は「自分たちにできることは限られているけど、皆さん快く募金してくれてありがたいです」と感謝していた。

 4月10日までの土日も、市内各所で募金活動を行う予定。

提供 - 函館新聞社


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