「箱館奉行所」入場客数14万5000人突破
update 2010/10/16 15:07
国の特別史跡・五稜郭跡内に復元された「箱館奉行所」は14日、函館市教委が当初見込んだ初年度の入場客数14万5000人を超えた。入場者数は同日現在で14万7541人。関係者は「冬場に入り観光客が減る可能性もあるが、今の勢いを保ち続けてほしい」と期待を寄せている。
箱館奉行所が7月29日にオープンして以降、1日平均2000人を超える人が訪れている。お盆の近くには同4000人近くに膨らみ、9月16日で入場者数10万人を突破していた。同奉行所の沼崎孝男副館長は「好天が続いたのと、9月の大型連休のおかげで集客数を伸ばせた」と分析。
現在はオープン当初の勢いはないものの、平日でも1日平均1300人前後が訪れ、人気を堅持。同奉行所ではアンケートを取っており、来場者の94%が「満足した」と答えるなど、好評価を受けている。
主要な来場者は道内外の観光客だが、沼崎副館長は「イベントなどを企画し、市民も気軽に足を運べる場所にしたい」と話す。この日に訪れた市内の主婦川田怜子さん(63)は「奉行所ができて五稜郭も華やかになった。また友人と来たい」と笑顔を見せていた。
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