SL大沼号 出発進行!
update 2010/4/30 10:55
ゴールデンウイークが29日、スタートした。同日の道南地方はあいにくの雨となったが、JR北海道の蒸気機関車「SL函館大沼号」の今季の運行が始まったほか、行楽地には多くの観光客や親子連れらが詰め掛けた。
この日の道南の最高気温は、松前町が平年並みの11.6度と最も高かったが、函館9.8度、北斗や木古内、森9.6度、八雲9.1度などと軒並み10度を下回り、4月上旬並みの肌寒い天気となった。
JR函館駅ホームで行われたSLの出発式では、「箱館五稜郭祭」の実行委メンバーが衣装姿で行進し、大砲の実演で出発を祝った。函館共愛会中央保育園の園児約20人は童謡「汽車ポッポ」を合唱後、車掌らに花束を手渡した。出発前には熱心な鉄道ファンや家族連れがSLの雄姿をカメラに収めていた。
ほぼ満員の約200人を乗せたSLは同日午前9時35分、ミスはこだての高橋千尋さん(26)の合図で、黒煙を噴き上げながら出発。急こう配の七飯町・仁山経由で森町、鹿部町などの大自然を駆け抜けた。函館旭岡小2年の大津大空(たく)君(7)は「写真をいっぱい撮って、車内を隅々まで見たい」と乗車前に目を輝かせていた。
SLの今春の運行は5月5日までと同8、9日の9日間で、函館―森間を毎日1往復する。全席指定。5月1―4日はほぼ満席という。
提供 - 函館新聞社
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