五島軒130周年 フルコース試食会に200人
update 2010/4/16 09:12
函館市内の老舗フランス料理店、五島軒(若山直社長)は12日夜、創業130周年を記念して新たに創作したフランス料理を味わう試食会「五島軒21世紀のフルコース」を同市末広町の本店で開き、市民ら約200人が道産食材などを使ったコース料理を堪能した。
五島軒は1879(明治12)年4月12日に創業。昨年から130周年の節目に合わせて開業時のロシア料理を再現した晩さん会や、カレーフェアーなど記念イベントを開催してきた。今回はフィナーレイベントとして地元住民らに新作メニューをお披露目した。
この日は昨年夏に第12代本店総料理長に就任した佐々木政則さん(56)が道内産とフランス産の食材を融合した創作料理を披露。佐々木さんがスライドを使って食材や調理法などを解説し、「蝦夷鮑(えぞあわび)と北寄貝のポワレ」や、タラやイカ、帆立などが入った「ブイヤベース函館風」など計8品を提供した。 会場にはピアノの生演奏が流れ、参加者は円卓を囲みながら次々と運ばれるメニューを満喫した様子。各テーブルを回る佐々木さんに味付けや素材などを尋ねる姿もあり、「また機会があれば来たい」などの声も上がっていた。
提供 - 函館新聞社
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