末広町に「龍馬記念館」11月オープン
NPO法人の実行委員会(三輪貞治理事長)が函館市末広町8に開設準備を進めてきた「北海道坂本龍馬記念館」のオープン予定日が、11月15日に決まった。オープンを記念し、実行委は「第1回幕末維新人物イラストコンテスト」の応募作品を募集中だ。
記念館は北海道開拓を夢みた幕末の志士、坂本龍馬の功績を伝えようと企画。建物は鉄骨造り平屋建ての約350平方b。外観は寺田屋をイメージして設計し、現在改築工事中だ。館内では同NPOが所有する坂本家ゆかりの貴重な品々を展示するほか、記念館を拠点として青少年の育成事業も展開する計画だ。
コンテストは記念館の趣旨を市民に理解してもらうのが狙い。対象は小学生以上。テーマは龍馬や勝海舟、榎本武揚など幕末維新に活躍した著名人の似顔絵やイラストで、未発表の創作原画(A4サイズ)とする。
応募方法は裏面に郵便番号、住所、氏名、生年月日、電話番号などを明記し、実行委(〒040―0053 函館市末広町8―6)に郵送する。1人につき3点まで。締め切りは10月20日必着。オープン日に表彰式を行う。受賞作品はポスターなどに活用する。
実行委の京田龍彦さんは「函館は龍馬に限らずさまざまな幕末の偉人がかかわる土地。ぜひ応募してほしい」とPR。11月15日は龍馬の誕生日と命日でもあり、三輪理事長は「龍馬ファンにとって特別な日」とし、「龍馬の夢を具現化したい。観光振興を図る上でも市民に応援してほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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