ワッショイはこだて、ねぶたや神戸サンバも
「開港150周年記念函館港まつり」(実行委主催)は2日、メーンの「ワッショイはこだて」1日目十字街・松風コースが行われた。今年は新潟、横浜など開港4都市の祭りや、2年ぶりに「青森ねぶた」が参加。「函館港おどり」や「函館イカ踊り」の参加者と合わせて78団体約9200人、山車85台がパレードし、函館の一夜を盛り上げた。
函館市末広町の十字街付近で行われた出発式では、実行委の木村孝男会長が「開港150年の節目を祝い、明日の函館の躍進につながる祭りにしたい」とあいさつ。ミス函館、神戸、長崎などの開港5都市親善大使も紹介された。
「ワッショイ―」は、午後4時20分ごろ、同市豊川町の豊川広路を先頭にスタート。同松風町までの電車通り約1.4キロの道のりを、華やかな衣装と、各団体が工夫を凝らし開港150年を祝う言葉で飾られた山車とともに、踊りを披露しながら練り歩いた。あいにくの曇り空で肌寒さを感じる日となったが、沿道に詰め掛けた観客の心を熱くし、惜しみない声援が送られた。
また、開港4都市からは、新潟下駄総踊り、横浜中華獅子舞、神戸サンバ、長崎龍踊りが参加。珍しい踊りや龍の舞う姿に大きな拍手が起こった。青森ねぶたは「らっせらー」の元気な掛け声の跳人(はねと)と呼ばれる踊り手が幅9メートル、高さ3.5メートルの「陸軍奉行土方歳三」のねぶたを先導。土方の勇姿が夜の街を照らし、観客を魅了した。
3日は午後4時15分から「ワッショイ―」2日目の堀川・五稜郭コースが行われる。同7時から同市末広町高田屋通りで「函館新聞社杯争奪ファンタジアクロス音楽祭」の決勝が予定されている。
提供 - 函館新聞社
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