野外劇に向け衣装を虫干し

 7月3日に開幕する市民創作「函館野外劇」第22回記念公演に向け、会場の五稜郭公園内のキャスト村では衣装部の女性たちが服や靴などを虫干ししたり、リフォームを進めている。

 衣装は函館本通小学校などに保管していたものを、今月に入りキャスト村に移動させた。18日は久しぶりに晴れ間が広がり、開港シーンなどに登場する貴婦人のドレスや高田屋嘉兵衛一行のかつらなどを外に並べた。

 また、ソーラン踊りで使う鉢巻きに金色の生地を縫い付けたり、日焼けした部分のリフォームなどを行った。今年はこのほか、コロポックルの服にレースを付け、バレエ衣装のように仕立てたという。

 同部リーダーの綱森明子さん(60)は「自分たちの手づくりのアクセサリーを使うなど工夫している。細かい部分でも華やかにし、演出を盛り上げたい」と話していた。

update 2009/6/19 14:12
提供 - 函館新聞社


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