開港150周年記念ソング担当の小林亜星さんが市長訪問
函館開港150周年を記念した新しい歌を作る作曲家の小林亜星さんが3日、函館市役所を訪れ、西尾正範市長と懇談した。小林さんは「函館はハイカラなイメージがあり、文明開化そのもの。自分たちの文化は大事だなあと思い起こせるような曲を作りたい」と抱負を述べた。
開港150周年のメーン事業の一つで、市民らから歌詞を募り、小林さんが曲に仕上げる。市の記念事業実行委員会によると、2月末の締め切りまでに全国から416件が寄せられ、応募者は8歳から84歳まで幅広かった。3月にプロの手で歌詞をまとめ、4月中に小林さんが作曲、5、6月に練習して7月1日の記念式典で発表する予定。
西尾市長は「同じ開港150周年を迎えた横浜市では既に記念ソングが作られ、イベントを盛り上げるために歌われているが、函館はイベントをきっかけに歌い継がれる記念ソングとしたい」と述べ、小林さんに期待した。
小林さんは「みんなで詞を作って、みんなで歌うのは良いアイデア。メロディーはまで浮かんでなく一抹の不安があるが、この不安がいい。子供からお年寄りまで親しんでもらえる歌を作りたい」と応えた。
都はるみさんの「北の宿から」など、数々のヒット曲を生み出してきた小林さん。北海道関連では帯広市の菓子メーカー「六花亭」の社歌を作ったばかりという。「作曲は早ければ2時間ぐらいでできる場合もあるが、合唱なのでアレンジに時間がかかると思う」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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