横浜で両市長、開港150周年 互いに祝福
【横浜】横浜市とともに開港150周年を祝おうと、函館市の記念事業実行委員会(会長・西尾正範市長)は1、2の両日、横浜港に接岸した東日本フェリーの高速船「ナッチャンWorld(ワールド)」の中でパネル展や交流セレモニーを開いた。西尾市長と横浜市の中田宏市長、両市の経済界代表らが出席し、未来に向けたまちづくりを誓った。
横浜を中心とした首都圏で函館をPRし、ともに開港150周年を迎えた2港間で交流を深めようと、函館市が企画した。高速船「ナッチャン」は昨年10月末まで青函航路で運航。和歌山県の造船所でメンテナンスを受け、2月28日に横浜港へ入港した。
函館市実行委によると、2日の交流セレモニーで西尾市長は「函館、横浜の両市は開港150周年を機に、未来に向けてまちを開く取り組みを進めている。これを契機に両市の連携、交流を深めたい」とあいさつ。中田市長が「開港5都市というが、真に1859年に開港したのは横浜と函館。8月の記念イベントではぜひ函館を訪問したい」と述べ、互いの150周年記念ポスターに両市長がサインし、交換、握手した。
船内では両日、函館の歴史や文化、観光地、150周年記念事業などを紹介するパネル展も開催し、1日だけで3850人が訪れる人気だった。高速船「ナッチャン」の人気も手伝い、家族連れや船の愛好者らが船を写真に収める姿も見られたという。
西尾市長のほか、函館商工会議所の森川基嗣副会頭、函館国際観光コンベンション協会の沼崎弥太郎会長、函館港湾振興会の兵頭法史会長ら約15人が出席。セレモニーには両市の関係者約200人が出席した。
提供 - 函館新聞社
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