開港記念館あすオープン…旧イギリス領事館
函館開港150周年を記念し、函館市が整備を進めてきた旧イギリス領事館の開港記念館(元町33)が完成し27日、報道陣に公開された。1階の開港記念ホールに「世界大鳥観図」を敷き詰め、幕末の箱館を中心とした世界地図を配した。3月1日にリニューアルオープンする。
世界大鳥観図は、1868年の『箱館真景』をモチーフに、開港当時の町並みや外国船、ペリーが来航した航路などを記している。実行寺、称名寺、浄玄寺などの寺院が並び、イギリスやロシアなど各国の領事館があった場所も分かる。
2階の開港記念館は、船底をイメージした造り。開港するまでの歴史や文化をパネルで紹介している。現在の基坂の風景が、明治時代の風景に変わる「タイムスリップフォト」、航海気分が楽しめる「波乗りベンチ」などがある。
3代目領事のリチャード・ユースデンを紹介する2階の領事執務室と家族居室は、従来は奥まで入れなかったが、机に座って写真撮影などができるようになった。
1日午前9時からオープニングセレモニーを行い、同日は入場無料。2日からは入場料が一般300円、学生まで150円。開館時間は午前9時から午後5時まで。
提供 - 函館新聞社
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