「函館いか踊り体操」見て、聞いて、動いて…健康づくり推進室がCDとDVD製作へ
市立函館保健所の健康づくり推進室は、「函館いか踊り」をベースにした健康体操「函館いか踊り体操」とストレッチ体操「函館いか踊り座(The)ストレッチ」のCDとDVDを製作する。3月末までに200枚ずつ作り、市内の福祉施設や幼稚園、町会などに配布するほか、希望者には貸し出す。同保健所ホームページにも掲載し、自由に活用できるようにする。
体操は、健康づくり推進事業の一環として、幼児や高齢者の健康増進、中高年のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策を視野に、昨年秋に作った。音楽に合わせてイカや海藻など海の生物を模しながら体を動かす。これまで同保健所の健康増進事業などで利用してきたが、さらなる普及拡大を目指す。
体操はどちらも、函館いか踊りのテンポを遅くして約5分とした。CDでは、次にどのような動きをするかの合図の声を入れてわかりやすくした。
DVDでは、体操とストレッチそれぞれの模範演技に10分間の解説を加え、約30分の長さとする。制作には、基本となる動きを考案した健康体操指導者の増野玲子さんのほか、市立はこだて幼稚園の園児、「ロボットフェス・インはこだて」市民の会、道教育大函館校モダンダンスクラブ、清尚学院高校が協力する。
同幼稚園ではこのほど、体操のオープニング映像に使用する体紹介部分の撮影が行われた。イカの着ぐるみを着た同保健所職員や園児ら約45人が、カメラを前に、音楽に合わせて踊るイカ型ロボットを囲んで元気に踊った。
CDやDVDについて同推進室は、「教育や福祉の現場で幅広く活用し、健康維持に役立ててほしい」と話している。体操についての問い合わせは同室рO138・32・1545。
提供 - 函館新聞社
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