函館港まつり開幕
update 2007/8/2 14:05
函館の夏を華やかに盛り上げるイベント「開港148周年記念函館港まつり」(同実行委主催)が1日から始まった。初日は参加者が歴史的人物などにふんして練り歩く「高田屋嘉兵衛からペリーへ・第23回箱館開港パレード」で幕開け。5日まで多彩なイベントで函館が熱く燃える。
午後3時過ぎに高田屋嘉兵衛銅像前(函館市宝来町)で行われたパレード出発式では、嘉兵衛の子孫である高田嘉七さんが「活気あるまつりになるように、元気にパレードしてください」とあいさつ。花泉舞衛社中による高田屋嘉兵音頭や、回転太鼓、ふとんだんじりなどの一行を先頭に、嘉兵衛やゴローニン、ペリーなどにふんした地元関係者や留学生らのりりしい姿が沿道の観客の目を引いた。また、自衛隊が製作した「中空土偶国宝指定記念号」など2台の山車も列に加わった。
パレードの一行は1時間あまりでウオーターフロント特設ステージ(同市末広町)に到着すると、箱館港歴史セレモニーを実施。続いて陸上自衛隊第11音楽隊によるミニコンサートの後、開会式が始まった。
同実行委の柳沢勝副会長が「今年は2年ぶりに青森ねぶたも登場するので、例年以上に市民全体で盛り上げていこう」あいさつ。続いて西尾正範函館市長やミスはこだてらが加わり鏡割りが行われ、観客にも振る舞い酒が配られ、高野洋蔵函館商工会会頭の発声で祝杯が挙げられた。
2日は「ワッショイはこだて(十字街・松風コース)」が午後4時半から行われ、「青森ねぶた」も2年ぶりに登場する。
提供 - 函館新聞社
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