木古内町チューリップやシバザクラ花盛り

update 2007/5/9 18:23

 【木古内】木古内町内では、チューリップやシバザクラなどの花が今を盛りと咲き誇っている。付近には甘い香りが立ちこめ、訪れる人々を優しく包んでいる。

 国道228号沿いの更木岬(同町亀川)は、4万個のチューリップが見ごろを迎えている。津軽海峡から吹き込む潮風を受け、赤や黄、ピンク、紫など、色とりどりの花が揺れている。

 沖合に沈んだとされる旧幕府軍の戦艦・咸臨丸(かんりんまる)でまちおこし活動を展開する「咸臨丸とサラキ岬に夢見る会」が毎年整備。ことしは同船を模したモニュメントや巨大ないかりを設置した。観光客や子どもたちが訪れ、まちの歴史にも触れている。

 町内一円を見渡す薬師山山頂付近では、鮮やかなピンクのシバザクラがじゅうたんのよう。約830平方メートルの急斜面一帯が、かれんな花びらで埋め尽くされている。

 管理する木古内町森林組合によると、花は6日ごろに満開の状態となり、一部につぼみがあることからあと1週間ほどは楽しめるという。まちの喧騒(けんそう)を眼下に海峡を見渡せば、はるかに津軽半島がうっすらとかすんで見える。

提供 - 函館新聞社



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