西尾氏の後援会発足、22日にも函館市長選出馬要請
update 2007/2/19 22:54
4月の函館市長選挙で同市の前助役、西尾正範氏(58)の擁立を目指す「子ども達の笑顔と未来の会」が18日、発足した。会長に就任した歯科医師の齊藤裕志氏(58)は「函館市政はよどんでおり、政治倫理が問われている。西尾氏は市政に熱い思いを持っており、立起して函館の将来を訴え、市民に信を問うべき」と設立の趣旨を説明。同会は、22日にも西尾氏に出馬を要請する方針。
同会は、西尾氏の函館ラ・サール高校時代の同期生(1967年卒)有志ら14人で構成し、副会長兼事務局長には会社社長の星野裕氏(58)を選任。西尾氏が出馬を受諾後、政治団体として選挙活動を行う。設立後の記者会見には、齊藤会長ら6人が出席した。
同会は、特定の政党や団体の公認、推薦などは受けず、「一般市民に直接訴え、幅広い支援がいただける草の根の活動を展開したい」と方針を説明。すでに市内外の同期生や同校OBらから、支援の申し出が届いているという。
出馬受諾の見通しについて「長い間の信頼関係を信じ、かならず受けてくれると思う」と述べた。また、西尾氏の辞職にかかわる一連の福祉施設の許認可を巡る問題については、事実究明は議会でやるべきとし、「批判すべき問題だが(選挙の)中軸とはならない」とした。
さらに、地域産業の停滞や人口減少など市の取り巻く状況を挙げ、西尾氏に期待を寄せた。
提供 - 函館新聞社
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