函大が青森商高と連携事業/青函テーマにした商品開発へ
update 2006/11/9 12:07
5月に高大連携教育協定を結んだ函館大学(小笠原愈長)と青森商業高校(高谷修校長)は8日、同大で連携事業「青函をテーマにした商品開発に取り組んでみよう」をスタートさせた。高校生13人と大学生4人が参加。9日まで共同で商品開発に知恵を絞る。
同高校は2005年度から授業の一環として「高校生ブランド・地産地消」をテーマにした商品開発や、同商品などを販売する「チャレンジショップ」を運営。四角たこ焼きやマグロ・豚肉を使った「アスリートクッキー」など数多くのヒット作を生んでいる。
今回は、大学の専門性と大学生のアイデア・助言を得ながら、高校生の起業家精神を高め、起業家的な資質・能力を持つ人材の育成を目指そうと、同事業を計画。
この日は、日野隆生助教授の講義「マーケティング」を受けた後、大学生、高校生が3グループに分かれ、青函をテーマにした商品について検討。各グループはそれぞれの地域のイメージを書き出すなどし、商品のイメージを膨らませた。
藤森萌奈実さん(青森商業3年)は「社会的環境に合ったもの売り出す必要性など、新たに多くを学んだ。青函を結ぶ海底列車をテーマにした商品を考えたい」と話していた。
9日は、8日夜までにまとめた企画書を基に発表会を行う。今後、商品化も視野に更なる連携を深める。
提供 - 函館新聞社
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