函館野外劇、あす開幕

update 2006/7/6 12:53

　函館市内の国の特別史跡・五稜郭跡（五稜郭公園）を舞台にした一大スペクタクル、第１９回市民創作「函館野外劇」（７日午後７時半開幕）は５日、最後の総仕上げにあたる総練習に臨んだ。総練習は６日も行われ、出演者、スタッフはいよいよ本番を迎える。

　総練習は本番と同じ１時間半。これまでは出演者のみでせりふや振り付けを練習してきた。この日は、煙幕やたいまつ、レーザー光線などの演出効果も交え、本番同様の態勢で実施した。

　参加者は出演者や舞台スタッフら合わせて約２００人。小雨が降る、肌寒い中で行われた。役者同士、位置取りを確認しながら、細かなチェックが飛び交った。和人襲来のシーンの馬、高田屋嘉兵衛の登場場面に使う船など出演のタイミングも入念に確認した。

　ＮＰＯ法人（特定非営利活動法人）市民創作「函館野外劇」の会（フィリップ・グロード理事長）の輪島幸雄理事長代行は「初日だからといって安心はできない。すべてのお客さんに最高の演技を見てもらいたい」と話していた。

　公演は８月第１週までの毎週金・土曜（７、８、１４、１５、２１、２２、２８、２９日、８月４、５日）の計１０回。いずれも午後６時４５分開場、同７時３０分開演。小雨決行。

　入場料金は大人２０００円（前売り１８００円）、高校・短・大学生１０００円（前売り９００円）、小・中学生５００円（前売り４００円）。親子セット券（大人１人＋小・中学生いずれ１人）で前売りのみ２０００円。市内各プレイガイドなどで扱っている。問い合わせは、同会事務局TEL０１３８・５６・８６０１。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。