WAKOビル(2013/11解体)

WAKOビル(2013/11解体)

昭和43年に函館市電通り沿い、函館駅前の好立地な場所に造られたデパートだった。正式名称は函館駅前和光ビルというようだ。ビルの名称は銀座の老舗高級百貨店「和光」にちなんでいるということで、きちんと名称使用の了承も得ているとのこと。

開業当初は若者ファッションの中心地として服飾品などおよそ80店舗ものテナントが入居していたが、時代とともに減少し、1997年にはDCブランドテナント中心のフッションビルに転換。アニメグッズ専門店アニメイトや鉄道博物館、東急ハンズ(期間限定)なども入居していた。

ライブなどが行える貸しスタジオ・レインボーホールが営業していた時期もあり、デビュー前のGLAYが練習していたこともあったという。そのせいか、市民のイベント活動の広報にも協力的だったような印象で、駅前通に面したエントランスには長らくフライヤーを置くことができる場所が設置されていた記憶がある。
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yossy個人的な記憶としては、初めて函館に訪れた2000年当時、すでにテナントが抜け、閑散としている中にトンガッた個性を持った精鋭のショップが軒を連ねていた印象があります。特に地下1階には今で言うリサイクルショップ、要は骨董屋のような店があり、FCのリサイクル店では手にはいらないようなマニアックな商品が並べられていて興味が尽きない場所だったように思います。その脇には、伝説と謳われる元祖「まめさん」ラーメンがあったとのことです。(2つ目の写真は2010/3/30撮影)

WAKOビル(2013/11解体) スポットデータ

住所 函館市若松町20-1
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